こんにちは。
株式会社インクワイアリー代表の後藤です。
2022年も間もなく終わりにさしかかり、このブログの恒例楽天市場のデザインピックアップを今年も振り返り書きたいと思います。
今年も弊社では楽天市場の運用や制作を各ショップでお手伝いさせて頂きました。
来年2023年も楽天ではモール内外からの「集客」が大前提として、「広告」 + 「クーポン」 + 「企画」が重要になってくると思います。
そんな中で、気になったサイトを10サイトをご紹介いたします。
※今年リニューアルや制作されたサイトとは限りませんので、ご了承ください。また弊社の制作事例はございません。
- &be(アンドビー)
- ひかり味噌
- BeauBelle(ボーベル)
- 平家の郷
- エイミー
- ティーライフ
- MONO KOTO DEPT.(モノコトデプト)
- and it_(アンドイット)
- Marshall
- MOTIF.
- 今回の記事まとめ
&be(アンドビー)

https://www.rakuten.ne.jp/gold/and-be/
コスメを販売されている「&be(アンドビー)」さん。
トップページのメインイメージには大きくイメージムービーが流れ、
楽天市場ではなく、まるで公式ブランドサイトのようなインパクトでした。
さらに各ブロックごとにスルッと移動しボックスの動きも印象的です。
それぞれが商品ページではなくGoldのカテゴリページで細かいところまでコンテンツを展開していて、全体的なブランド力を感じました。
ひかり味噌

https://www.rakuten.ne.jp/gold/hikarimiso/
無添加味噌、有機味噌、インスタント味噌汁を展開する「ひかり味噌」さん。
まず始めに様々なコンテンツがあるインパクトのある大きいスライダーに目がいきました。
コンテンツ部分も1つ1つ細かくバナーも設置されています。
カテゴリが多いとごちゃっとなってしまうのが楽天トップページですが、カテゴリごとに綺麗に見せておりとても整理されたショップでした。
BeauBelle(ボーベル)

https://www.rakuten.ne.jp/gold/beaubelle/
インテリア照明専門店「BeauBelle(ボーベル)」さん。
黒と白のシンプルイメージですが、大きくコンテンツを分けており、とてもシックな印象でした。
各カテゴリは大きなイメージバナー、その横に並ぶ商品群はスライドします。
全体的には写真の扱い方に特に目がいきました。
EC写真では「イメージバナー」「白背景物撮り」と用途で構成する事も重要だと感じました。
平家の郷

https://www.rakuten.ne.jp/gold/heikenosato/
霜降りハンバーグと宮崎牛ステーキのショップ「平家の郷」さん。
当社も食品関係のショップ様のお手伝いをさせて頂いておりますが、
食品はまさに「インパクトが第一」というダイナミックなメインビューでした。
楽天市場ではどのショップも商品が多いわけではありません。
少ない中でのトップページの見せ方、注力商品の扱い方はとても重要だと感じました。
エイミー

https://www.rakuten.ne.jp/gold/tsukamotoaim/
美容家電・家庭用家電を展開する「エイミー」さん。
トップページはあれもこれもとコンテンツやバナーで動線を作ってしまいがちですが、こちらのショップはスライダーの下にコンセプトコンテンツ、次にカテゴリーが「利用シーン」のバナーになっています。
「商品は日常で使用するもの」それがトップページでも表現されています。
ティーライフ

https://www.rakuten.ne.jp/gold/tea-life/
健康茶の専門店「ティーライフ」さん。
まず目に入ってくるのは大きなスクエアのスライドバナー。
イメージやジャンルが多いショップでは、より多くの商品や特集を紹介するのにスライダー方式がおすすめです。
また、ナビゲーションではカテゴリをイメージできる優しいイラストで雰囲気が心地よい印象です。
その他は、特集や案内バナー・カテゴリとシンプルなコンテンツ構成で分かりやすいトップページでした。
MONO KOTO DEPT.(モノコトデプト)

https://www.rakuten.ne.jp/gold/hayaritsushin/
様々な生活雑貨を販売しているMONO KOTO DEPT.(モノコトデプト)さん。
デザインは白黒ベースでとても見やすく、新商品やピックアップ、各カテゴリーと遷移しやすい構成でした。
中でも目を引いたのは動画コンテンツ、楽天でもここ最近動画に力を入れているショップが増えています。
InstagramなどのSNSとの連携にもこのような動画をgoldで展開していくトレンドが今後増えていくと思います。
and it_(アンドイット)

https://www.rakuten.ne.jp/gold/andit/
レディースファッションを販売されている「and it_(アンドイット)」さん。
楽天のアパレルは商品・種類・トレンド・時期もある中、トップページは更新頻度がかなり高くなるので、どういった構成にするのかが悩みの1つです。
アンドイットさんはピックアップ・新商品・ランキングと重要な動線は抑えながらも、目を引いたのは「コーディネート」コンテンツです。
分かりやすいセットで商品のリンク、スタイルブック的に全体のコーディネートを紹介してあります。
Marshall

https://www.rakuten.ne.jp/gold/marshall-official/
ヘッドホン、スピーカーを展開する「Marshall」さん。
黒ベースのシックかつダイナミックなイメージ。
大きなスライダーで打ち出したい商品を構成、ピックアップコンテンツでは動画を設置していてインパクトがありました。
しっかりと各コンテンツを写真+動画で見せて信頼感を伝えれるトップページでした。
MOTIF.

https://www.rakuten.ne.jp/gold/gstar-shop/
レディースファッションを販売されている「MOTIF.」さん。
楽天では珍しいPCでは左に検索ナビゲーションが固定(スマホはドロワーメニュー)されていて、コンテンツが雑誌風でインパクトがあるトップページでした。
動画も重要ですが、写真のバリエーションが豊富だと様々なデザインアプローチが可能になります。
今回の記事まとめ
これまで数年間このテーマを毎年書かせて頂き、ブログでは人気記事となりました。
どのショップでもブランドとしては、まずトップページに力を入れたいとのことで弊社もこれまで何十社とお手伝いしてきました。
そんな中楽天市場ではスマートフォン向けUIを大きく変更する事が決まり、
年内にはデェフォルトトップページの利用が終了、Goldで作られたスマートフォントップページも2023年下半期で終了、
全ショップトップページは共通のデェフォルトテンプレートになります。
楽天ECショップも転換期にきていると感じます。
今後は限られた中でのトップページの表現と商品LP(ランディングページ)が重要となってきます。
また来年もテーマを設けて楽天ECショップを振り返ることができればと思います。