INQUIRY BLOG

株式会社インクワイアリー代表ブログ

株式会社インクワイアリー代表ブログ

ネットショップは「集客が鍵!」SNSを効果的に使うコツを解説

こんにちわ。
株式会社インクワイアリー代表の後藤です。

このブログをご覧の皆さんも様々なSNSを日々使われているでしょう。
最近のネットショップ・ECサイトにSNSは集客の面やお客様とのコミュニケーションにも欠かせないツールとなっています。

今回は各SNSを実際のECサイトの現場で使った運用や使い方などを解説いたします。

そもそもネットショップとSNSの関係性について

近年ではSNS普及率はネットユーザーの約8割以上※となっており、ネットショッピングとの親和性も非常に高いと言えます。
ECサイトと相性が良いとされているSNSはLINEやYouTube、FacebookやInstagram、Twitterなどが一般的です。
特にLINEやYouTube、Instagramはネットユーザーの利用率も非常に高く、約半数以上のユーザーが利用しているツールです。

各SNSの特徴

LINEについて

言わずと知れたコミュニケーションツールの一つです。
ネットユーザーの普及率が約8割※とかなり高く、多くのスマホユーザーが毎日使用するツールでもあります。
ECサイトのメールマガジンサービスと併用してLINEメルマガを配信する店舗も多く、導入しやすいSNSでもあります。
またLINEはYahoo!と経営統合しているためYahoo!に出店している店舗にとっては他サービスより多くのメリットがあります。
例えばECモールの楽天市場では店舗独自でLINE友達追加を促すバナーの設置やアナウンスをしなくてはならないですが、Yahoo!では商品購入後に自動的にLINE友達追加が表示されるため、店舗の作業負担も少なく、かつユーザーを多くLINEにも繋げられます。

LINE公式アカウントには3つの料金プランがあり、月額無料のフリープラン、5,000円のライトプラン、15,000円のスタンダードプランがあります。

各プランごとに配信できる無料メッセージ数が決まっており、まだ始めたてでLINE登録者数が多くない場合は月額無料のフリープランから始めていき、登録者数の増加に伴ってプランを変更していくと良いでしょう。

YouTubeについて

動画視聴ツールの中でも世界トップと言えるYouTube。
インフルエンサーやYouTuberなどが動画で紹介した商品がバズるということも少なくありません。
LINE同様にネットユーザー普及率が約6割以上※とかなり高いことから、YouTubeで商品やサービスを紹介して購入へ繋げるという手法は多くの企業が導入しています。
また、通常の広告は一度配信(掲載)されると終了しますが、一度YouTubeに動画をアップすれば長期間残るため広告宣伝効果が高いと言えます。

Instagramについて

LINEやYouTubeと並んでユーザー普及率の高いSNSツールがInstagramです。
写真や動画を投稿するSNSとして知られていますがInstagramにはショッピング機能があり、商品やサービスの情報をタグ付けして購入につなげることができるため、こちらも多くの店舗アカウントが導入をしています。

実際に各SNSツールを使ったネットショップでの施策や運用について

LINEを使用した施策について

メルマガのように使えるLINEではキャンペーンや新商品、おすすめ商品やクーポンなどのお得な情報を配信するのがおすすめですが、まず第一に店舗のLINEアカウントを友だち追加してもらうことから取り組みます。

ショップページや商品ページ上に友だち追加のバナーを表示したり、商品を発送する際に友だち追加のQRコードを印字したチラシを同梱するなどして登録者数を増やしていきましょう。

ある程度LINE登録者数が増えてきたら上述のようにメルマガを配信します。

通常のメルマガと同じように配信頻度が高すぎるとブロックされてしまう可能性がありますので、1週間に1回配信や10日に1回配信程度でお得な情報を届けましょう。

LINE配信ではリッチメッセージやリッチビデオメッセージ、カードタイプメッセージ、リッチメニューなど画像や動画を用意する必要がありますので、その都度配信する内容に合った画像を作成します。

YouTubeを使用した施策について

最近では動画コンテンツによる商品やサービスの紹介をする店舗も増えてきていることから、YouTubeを使う店舗や企業も増えています。
インフルエンサーや有名YouTuber、店舗スタッフなどを起用して商品の良さや詳細、写真や文字だけでは伝えきれないポイントを紹介、解説することでユーザーの購買を促します。
ただ紹介するだけ、というよりも店舗独自のキャンペーンなどと組み合わせることで爆発的に売上を作ることも可能です。
例えばYouTube配信するタイミングで「今だけ期間限定で使える半額クーポン」を発行することで「今買った方がお得だ」とユーザーに認識してもらい購入につなげることも一つの方法です。
インフルエンサーや有名YouTuberを起用すれば、その登録者が見てくれるため、一動画がアップされれば長期間に渡り多くのユーザーに見てもらうことができるので、瞬間的にスルーされがちな広告とは違ったアプローチができます。

Instagramを使用した施策について

Instagramを導入するメリットは主に2つあり、一つはショップのブランディング、もう一つはマーケティングです。
ショップページや商品ページ同様、あまり更新されていないアカウントだとなかなかファンが増えづらく、できれば毎日フィード投稿やストーリーズを更新するのがおすすめです。
お得な情報や新作入荷などの記事系フィードやブランディングを意識してあまりごちゃごちゃさせないでイメージ写真だけをスッキリと見せるブランディング系フィードなど、投稿にも様々な種類がありますので、それぞれの店舗に合った運営方法にしていきましょう。

投稿において保存してもらうことも重要です。
これは一度保存してもらうことで再度その投稿やショップのアカウントに戻ってきてもらいやすくなるためです。
記事系フィードは保存されやすいのでうまく投稿を使い分けることも大切なポイントです。

また、Instagramでは毎分毎秒のように数多くのアカウントから新しい投稿がされていくため、すぐにタイムラインが埋まってしまいます。 せっかく投稿したのに他アカウントの投稿によって見られなくなることを防ぐために、毎日投稿や一日のなかで複数回投稿を行い検索欄に表示させやすくすることも忘れずに行いましょう。

マーケティングにおいては安価で広告を始めることもでき、フォロワーを増やすことも可能です。
無作為にフィード投稿を表示させるのではなく、性別や居住地、興味関心のあるコンテンツなどでターゲティングすることができるので、店舗に合ったファンを獲得しやすいと言えるでしょう。

また、InstagramとECサイトの運営で最も売上に直結するのはショッピング機能でしょう。
こちらはサービスを導入するために申請などが必要となりますが、積極的に取り入れたいサービスです。
Instagramではショッピング機能を利用しないとリンク設定ができないため、いくら商品やサービスを紹介しても店舗ページへ誘導することが難しくなっています。
ショッピング機能を利用することでリンク設定することができ、直接商品ページやショップページに誘導できるようになります。 ユーザーがスムーズに買い物でき、離脱も防げますのでまだ導入されていない場合は早めに取り組んでいきましょう。

ECモールの楽天市場では直接SNSアカウントを紐づけることができないため、R-SNSというサービスに申し込まないといけないので注意が必要です。

※ 株式会社ICT総研調べ

今回の記事のまとめ

ネットショップとSNSについて、各サービスをご紹介いたしました。 コロナ禍以降「ECサイト・通販」のユーザー利用が増えてきたと共に、 出店する競合事業者も増えてきました。 現在商品を知ってもらう上での入口はSNSと言っても良いでしょう。 今後はさらにユーザーとのコミュニケーションも売上を上げる一つのポイントとなります。 サイトだけではなくSNSもうまく連動をして運営をしていきましょう。

Copyright © INQUIRY BLOG AllRights Reserved.