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株式会社インクワイアリー代表ブログ

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これからWebデザイナーになりたい人へ伝えたい5つのこと

こんにちわ。
INQUIRY(インクワイアリー)代表の後藤です。
現在、ECzineにて連載をしており、ネタ切れ、ではなくブログをまた放置してしまいそうなので、
Webデザイナーネタを書きます。

Web業界の移り変わり

私がこのWEB業界に入ったのが2010年で、業界に入って10年が経ちました。
10年前のWEB制作会社といえば、次々と会社が設立されていたイメージがあり、2、3名の会社、いわゆるベンチャー・スタートアップ会社が多かったと思います。
私が最初に入った会社も6名ほどの会社でした。
その時のWEB制作会社はiPhoneの勢いが増してきた時代で、PCやスマートフォンのホームページを制作しまくるみたいな方向の会社がほとんどでした。
そこから、制作事業をベースに置き、マーケティングに特化したり、プロモーションやブランディングに特化したりと制作会社から枝分かれで、特化型の会社になっていき、現在に至ってるイメージがあります。

1「Webデザイナーに必要なスキル」

そもそも、Webデザイナーにはどんなスキルがいるのでしょうか。
色々な個々の考えがあると思いますが、私が考えるファーストステップでの必要スキルは、「デザイン」「コーディング」だと思います。
コーディングはエンジニアの役割だという意見も様々ですが、スマホやタブレット、今後様々なデバイスが出てきた時、動きの多様性も考えると、コーディングも想定したデザインがより必要になってきます。
ある程度、コーディングへの理解も含めて、この2点は最初に磨かなければならないスキルかなと思います。

2「ポートフォリオ制作」

Webデザイナー志望で最初のハードルになるのが「未経験」を受け付けていない会社が多いのが現状です。
新卒であれば、大手など未経験でも専門学校などへ通っていれば枠があると思いますが、中途採用で未経験はなかなか難しいと思います。

その際に、自身のアピールとしてはポートフォリオを作成する事が重要です。
ポートフォリオの作成は過去に記事で書きましたが、デザインスキル、コーディングスキル、人間性や個性も一気に発信・アピールができるものです。
国内限らず、海外サイトも多くのポートフォリオサイトがあるので、参考にして制作してみてください。

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3「会社選び」

今の制作会社だと昔より特化型になっていて、WEBサイトでもかなりの情報が取れます。
また、SNSで経営者や社員などが発信している企業も多いので、会社選びというより、人で選択していく時代かもしれません。
大事な事は自分が何をしていきたいのか・取得していきたいのかで受けたい企業を選べば良いと思います。
自身の経験ですが、求人サイトからの給料判断・福利厚生判断での決定はおすすめしません。

4「業界選び」

Webデザイナーと一括りでも、色々な業界があります。
先ほどのWEB制作会社はもちろん、私も在籍した経験があるECや自社Webサービスを提供する事業会社などがあります。
各クライアントを抱える企業は、あらゆる業界を扱ってるので業界数を経験できますし、事業会社では自社サービスやプロダクトへの注力など制作会社では経験できない魅力もたくさんあります。
会社選びと同様に自身の考えを尊重して決断された方が良いと思います。

5「働き方の多様性」

最近、SNSなどでよく見る記事や現状を見ると、オンラインスクールや職業訓練から、そのままフリーランスを選択される方も多いようです。
選択はそれぞれ自由ですが、一度は会社経験をすると、業界のトレンドや技術も経験できますし、同業と一緒に働くのも良い出会いだと思いますので、私はスタートは会社経験をおすすめします。

コロナ前から、Webデザイナーはリモートもしやすく、在宅でもできる仕事ではあります。
今は「複業」や「副業」、派遣・業務委託などもあり、会社へ入る=正社員ではなく、雇用形態は多様化している様にも感じます。
Webデザイナーに限らず、今後は今の情勢もあり、様々な働き方が重要視されてくると思います。

Webデザイナーの年収事情

「Webデザイナー」「年収」で検索すると、色々な情報サイトが出てきますが、あるサイトだと関東圏のWebデザイナーの年収は410万円、私がいる福岡・九州では358万円だそうです。
これボーナスも含んでるんでしょうかね、私が経験してきた中では高い方だと思います。
逆に、今だから言えることでは仕事量に比例すると、夢がある金額でもないかなとも思います。
給料に納得いかないから、フリーランスになりやすい仕事でもあるでしょう。
給料を上げる会社への評価では、Webデザイン業務以外のプラスアルファの働きが重要だと思います。

今回のまとめ

Webデザイナーはゴールではなく、企業でもステップアップで役職は変わってきます。
私もスタートからディレクターにもなり、独立して、現在はWebデザイナー以外の仕事も多く行っています。
またWeb業界のトレンドは凄まじく毎年変化してきますので、トレンドを常に追いかけ、やりがいのある仕事にしていきましょう。

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